2009年8月15日土曜日

読売新聞朝刊「長寿革命 ロボット介護現場へ」にコメントが掲載されました。



8月4日(火)読売新聞朝刊 連載企画「長寿革命 支える力1 ロボット介護現場へ」に私の活動とコメントが掲載されました。
もちろん、今すぐにロボットが介護現場で大活躍するわけではありません。
おそらく今後もコスト的なことを考えると、どんなに素晴らしいロボットが出来たからといっても、施設、一般家庭にまで入ってくるのは困難かなと思えます。
とは言っても、携帯電話の普及のように予測もつかないのが未来ですから、なんとも言えないところですが。

しかし、ロボットそのもの以上に、ロボットを研究している方々の人間追求こそが、実は介護に対して大きな影響を与えるものを含んでいるのではないかと思います。

ロボットを作るとなったら、人間の動きを徹底的に研究します。何名かの研究者とお話しをし、皆さん言われることに共通するのは、「人間の動きのあまりの精妙さに息を飲む」ということでした。

人間に向き合う介護が、案外見落としてしまっているもの、ロボット工学からの視点は、そこを教えてくれるのではないかなと思い、コメントしました。